送金”情報メモ”の書き方
ダウンロードテンプレート付き – 送金ミスを防ぐ実用ツール
送金情報メモとは?

海外送金を行う際、「あれ?受取人の口座番号はこれで合ってたかな?」「送金目的は何て書いたらいいんだろう?」といった不安を感じたことはありませんか?
送金情報メモは、そんな不安を解消するために、送金に必要な全ての情報を1枚の紙にまとめた確認シートです。SBI RemitでODL送金を行う前に、このメモを作成することで送金ミスを大幅に減らすことができます。
- 入力ミスの防止:事前に全情報を整理
- 送金時間の短縮:必要情報がすぐに見つかる
- トラブル時の対応:履歴として保管可能
テンプレートの基本構造
送金情報メモには、以下の項目を必ず含めるようにしましょう。国や受取方法によって必要な項目が異なりますが、基本的な構造は共通です。
必須確認項目
受取人の氏名は、必ず銀行口座と完全に一致する表記で記載してください。一文字でも違うと送金エラーの原因となります。
国別書き方ガイド
送金先の国によって、必要な情報や記載方法が異なります。各国の特徴を理解して、正確な情報メモを作成しましょう。
フィリピン向け送金メモ
フィリピンでは英語表記が一般的です。パスポートまたは政府発行IDと完全に一致する名前を記載してください。
記入例: JUAN DELA CRUZ(すべて大文字)
主要銀行:BDO、BPI、Metrobank、Landbank等
支店コード(Branch Code)も正確に記載してください。
適切な表現: Family Support, Living Expenses, Educational Support
避けるべき表現: Investment, Business, Gift
ベトナム向け送金メモ
ベトナムでは英語表記とベトナム語表記の両方を確認。特にアクセント記号付きの文字に注意してください。
記入例: NGUYEN VAN A(英語表記優先)
主要銀行:Vietcombank、BIDV、Techcombank、Sacombank等
SWIFTコードとベトナム国内の銀行コードの両方を確認。
適切な表現: Personal Remittance, Family Maintenance, Study Abroad
ベトナムの外国為替管理法に適合した表現を使用してください。
インドネシア向け送金メモ
インドネシアでは英語表記が標準。宗教名(イスラム名)との整合性も確認してください。
記入例: SITI NURHALIZA(KTP記載通り)
主要銀行:BCA、Mandiri、BNI、BRI等
インドネシアの銀行コード(3桁)も併せて記載。
適切な表現: Family Support, Personal Expenses, Education Fee
インドネシア銀行(BI)の規制に準拠した表現を使用。
効果的な活用のコツ

送金前の最終チェック
メモ保管のベストプラクティス
デジタルとアナログの両方で保管
- スマートフォンのメモアプリに保存
- 紙に印刷して手元に保管
- 送金完了後は日付と結果を追記
- トラブル時の証拠書類として活用
テンプレートダウンロード

LINEで配布している送金情報メモテンプレートには、以下の特徴があります:
フィリピン・ベトナム・インドネシアそれぞれの規制や慣習に対応した項目設計
A4サイズでの印刷に最適化、手書きでの追記も可能
送金番号の記録欄や問い合わせ先メモ欄も完備
実際の使用例
送金ミスを防ぐ追加のコツ

ダブルチェックの方法
- メモを見ながら、口に出して情報を読み上げる
- 可能であれば家族や友人に聞いてもらう
- 特に数字(口座番号・金額)は桁ずつゆっくりと確認
- 送金画面の入力内容とメモを照らし合わせる
よくある記載ミスと予防法
よくあるミス | 予防法 |
---|---|
名前の表記ゆれ | パスポートまたは公的IDから直接コピー |
口座番号の転記ミス | 3桁ずつ区切って確認、声に出して読む |
銀行名の省略 | 正式名称(英語)をフルスペルで記載 |
送金目的の不適切表現 | 各国の規制に準拠した定型表現を使用 |
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よくある質問
Q: メモは毎回作成する必要がありますか?
A: 同じ受取人への定期的な送金でも、毎回最新の情報でメモを作成することをおすすめします。口座情報の変更や現地の規制変更がある可能性があるためです。
Q: 手書きとデジタル、どちらが良いですか?
A: 両方を併用することがベストです。デジタルで作成・編集し、送金時は印刷したものを手元に置くことで、画面切り替えによるミスを防げます。
Q: 送金後のメモはどう保管すべき?
A: 送金番号と完了時刻を追記し、最低6ヶ月は保管してください。税務申告や今後の送金の参考資料として役立ちます。
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※ テンプレートは国別に最適化されており、登録後すぐに受け取れます
まとめ
送金情報メモは、海外送金を安全・確実に行うための必須ツールです。特にSBI Remit×Ripple ODLの高速送金では、一度送金を実行すると取り消しが困難なため、事前の確認が非常に重要になります。
- ミス防止:事前確認で入力エラーを回避
- 時間短縮:必要情報が手元に整理済み
- ストレス軽減:「これで合ってるかな?」の不安解消
- トラブル対応:問題発生時の迅速な対処
- 記録保管:送金履歴として長期保存可能
初回送金の方も、リピーターの方も、ぜひこの情報メモテンプレートを活用して、安心・安全な海外送金を実現してください。
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