旧来送金との料金・時間比較テンプレの使い方

旧来送金との料金・時間比較テンプレの使い方 | はじめてのSBI×Ripple(XRP)

旧来送金との料金・時間比較テンプレの使い方

従来送金とODL送金を正確に比較するための実践ガイド

比較ツール 実測方法 時間計測

海外送金を検討中の方へ

従来の銀行送金とSBI Remit×Ripple ODLの違いを数値で把握することで、最適な送金方法を選択できます。このテンプレートを使えば、料金・時間・為替レートを正確に比較できます。

海外送金を行う際、「本当にどちらがお得なのか?」という疑問を持つ方は多いでしょう。単純な手数料だけでなく、為替レート、中継手数料、到着時間など、複数の要素を総合的に判断する必要があります。

この記事では、私たちが提供する比較テンプレートの具体的な使い方を、初心者でも分かるようにステップバイステップで解説します。

料金比較テンプレートの例

比較テンプレートを使用した料金・時間比較の例

比較テンプレートの全体像

比較テンプレートは以下の項目で構成されています:

比較項目 従来銀行送金 SBI Remit×ODL 差額・時間差
送金手数料 3,000~8,000円 99~500円 2,500~7,500円安い
中継手数料 1,500~4,000円 なし 1,500~4,000円安い
受取手数料 0~2,000円 なし 最大2,000円安い
為替スプレッド 1~4円/USD 0.2~0.8円/USD 0.8~3.2円/USD有利
到着時間 3~5営業日 数分~数時間 2~4日早い

テンプレートの使い方(ステップガイド)

1

送金条件の入力

まず、以下の基本情報をテンプレートに入力します:

  • 送金金額(日本円)
  • 送金先国(フィリピン・ベトナム・インドネシア)
  • 受取通貨(ペソ・ドン・ルピア)
  • 送金予定日・時刻
2

従来銀行送金の情報収集

主要銀行(三菱UFJ、みずほ、三井住友など)の以下の情報を調査し記入:

  • 送金手数料(窓口・ネット別)
  • 為替レート(電信売相場:TTS)
  • 中継手数料・受取手数料の有無
  • 送金から着金までの予定日数
3

SBI Remit×ODLの情報収集

日本→フィリピン送金手順などの記事を参考に、以下を記入:

  • SBI Remitの送金手数料
  • リアルタイム為替レート
  • ODL技術による高速送金時間
  • 隠れた手数料の有無
海外送金手数料の比較表

各金融機関の海外送金手数料比較(参考例)

4

為替レート・スプレッドの計算

最も重要な為替コストを正確に算出します:

計算式例(USD建ての場合):

• 従来銀行:送金額 × TTS(電信売相場)

• SBI Remit:送金額 × リアルタイムレート

• スプレッド差:(TTS – リアルタイムレート) × 送金額

5

総コスト・時間の比較

全ての要素を合計し、最終的な比較結果を算出:

総コスト = 送金手数料 + 中継手数料 + 受取手数料 + 為替スプレッド損

時間価値 = 到着時間の差 × 緊急度

実測の取り方とコツ

為替レートの確認タイミング

重要な注意点

為替レートは常に変動しています。比較する際は、同じ時刻のレートを使用することが重要です。朝9時、昼12時、夕方17時など、決まった時刻で定期的に記録することをお勧めします。

隠れたコストの見つけ方

送金には表示されない「隠れたコスト」が存在する場合があります:

  • 中継銀行手数料:送金途中で差し引かれる手数料(1,500~4,000円)
  • 受取銀行手数料:現地銀行が徴収する手数料(0~2,000円)
  • 為替スプレッド:実際の市場レートとの差額
  • 送金取消料:送金後のキャンセル時の手数料
テンプレート使用方法のガイド

比較テンプレートの入力方法と操作手順

送金時間の正確な測定

送金時間は以下の基準で測定します:

従来銀行送金の場合

  • • 開始:銀行窓口での手続き完了時
  • • 終了:受取人口座への着金確認時
  • • 営業日カウント(土日祝除く)
  • • 中継銀行での処理時間含む

SBI Remit×ODLの場合

  • • 開始:SBI Remitでの送金実行時
  • • 終了:現地銀行口座への着金時
  • • 24時間365日対応
  • • リアルタイム処理

国別比較の注意点

東南アジア各国には、それぞれ特有の規制や慣習があります:

フィリピン

  • • ペソ受取が主流
  • • Coins.ph連携あり
  • • 現金受取も可能
詳しい手順を見る →

ベトナム

  • • ドン受取のみ
  • • 外貨管理法の影響
  • • 送金目的の記載必須
詳しい手順を見る →

インドネシア

  • • ルピア受取中心
  • • 銀行営業時間の影響
  • • 身元確認が厳格
詳しい手順を見る →

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実際の比較例(10万円送金の場合)

具体的な数値を使って、日本からフィリピンに10万円送金する場合の比較を見てみましょう:

項目 従来銀行送金 SBI Remit×ODL 差額
送金手数料 4,000円 250円 3,750円 安い
中継手数料 2,500円 0円 2,500円 安い
為替スプレッド 1,500円相当 300円相当 1,200円 安い
到着時間 3-5営業日 数分-数時間 3-4日 早い
総差額 108,000円 100,550円 7,450円 お得

計算の根拠

上記は一般的な例であり、実際の金額は送金時の為替レートや各金融機関の手数料体系によって変動します。必ず最新の情報で比較することが重要です。

よくある比較の間違い

❌ 送金手数料だけで比較

表示されている送金手数料だけを見て判断するのは危険です。為替スプレッドや中継手数料を含めた総コストで比較しましょう。

❌ 異なる時刻のレート比較

朝のレートと夕方のレートを混在させると、正確な比較ができません。同じタイミングのレートを使用してください。

❌ 名目レートの使用

銀行の窓口表示レート(名目レート)ではなく、実際の送金時に適用されるレート(実勢レート)を確認することが重要です。

テンプレート活用の応用術

定期送金の場合

毎月定期的に送金する場合は、過去3~6ヶ月のデータを蓄積することで、以下の分析が可能になります:

  • 為替変動パターンの把握:月初・月末での為替レート差
  • 最適送金タイミング:コストが最小になる曜日・時間帯
  • 年間コスト削減額:ODL送金による年間節約効果の算出

緊急送金の場合

緊急時は時間価値を考慮した比較が重要です:

緊急度別の選択基準

  • 超緊急(当日着金必須):ODL送金一択
  • 準緊急(1-2日以内):コストと時間のバランス重視
  • 通常(3日以上OK):総コスト最小を優先

よくある質問

テンプレートはExcelとGoogleスプレッドシートどちらでも使えますか?

はい、両方に対応しています。Excelファイルとして提供していますが、Googleスプレッドシートにインポートして使用することも可能です。計算式も自動で引き継がれます。

為替レートはどこから取得すれば良いですか?

従来銀行送金の場合は各銀行の公表レート(TTS)、SBI Remitの場合は送金画面に表示されるリアルタイムレートを使用してください。比較の際は必ず同じ時刻のレートを使用することが重要です。

送金額が異なる場合、テンプレートは使えますか?

もちろんです。テンプレートは任意の金額に対応しています。送金額を入力すると、手数料や為替コストが自動計算されるようになっています。

中継手数料が発生するかどうか事前に分かりますか?

従来の銀行送金では、送金先によって中継銀行を経由する場合があり、その際に中継手数料(1,500~4,000円程度)が発生することがあります。事前に各銀行に確認することをお勧めします。SBI Remit×ODLでは中継手数料は発生しません。

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この記事のまとめ

  • 比較テンプレートを使うことで、送金の総コストを正確に把握できる
  • 送金手数料だけでなく、為替スプレッドや中継手数料も含めて比較する
  • 同じ時刻のレートを使用し、隠れたコストも見逃さない
  • 国別の特徴や規制を理解して、最適な送金方法を選択する
  • 定期送金では過去データの蓄積で、さらなる最適化が可能

免責事項:本記事の内容は情報提供を目的としており、投資助言や金融商品の推奨を行うものではありません。送金手数料や為替レートは変動するため、実際の送金前には必ず最新の情報をご確認ください。送金に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行ってください。

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